ヒカゲノカズラ(ヒカゲノカズラ科)[日陰の葛] |
日当たりのよい明るい山麓に生える常緑のシダ植物。茎は分枝してところどころで根を張りながら伸び、1-3mに達する。茎から直立した枝先に胞子嚢をつけ、胞子を出す。胞子は石松子(せきしょうし)とよばれ、湿気を吸わない性質から、リンゴの人工授粉の花粉増量剤や丸薬の衣に用いたり、エナメルなどに混ぜて伸びをよくするのに使われるという。また、茎は正月やクリスマスの飾りに使われるなど、古来さまざまなことに利用されてきた。 分布:北・本・四・九 撮影:2013.8.11 岩手県二戸市 |
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