ケイヌビエ

ケイヌビエ(イネ科)[毛犬稗]

イヌビエの退化した第1小花の護穎の芒が著しく長いものをいう。河原や湿地などに群生し、イヌビエより背が高くなる。第2苞穎の先にも短い芒がある。芒の色や長さはさまざまで連続的なので、(広義の)イヌビエとしてまとめる見解もあり、まだ決定的な分類の基準はないようだ。
花期:7-10月
分布:本・四・九
撮影:2004.8.8 宮城県古川市
ケイヌビエ-2
2019.8.5 神奈川県茅ヶ崎市

ケイヌビエ-3
小穂の様子。退化した小花の護穎の先に長い芒がある。 2019.8.5 神奈川県茅ヶ崎市

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