アシズリノジギク(キク科)[足摺野路菊] |
母種のノジギクによく似ていて、高知県の足摺岬一帯に生えるのでこの名がある。愛媛県の佐田(さだ)岬までの海岸部までの岩場に分布する。 海岸の草地や岩場に群生する多年草で、上部で分枝して高さ60-90cmになる、根茎を伸ばして殖える。 葉は互生し、ノジギクより厚くやや小型で長さ3-5cm、幅2.5-4cmの広卵形で基部は心形~切形でふつう3-5裂するが、切れ込みは単純でふつう3中裂し裂片は円みがあり、イソギクのように縁が白色に縁取られて見える。 晩秋から初冬にかけて直径3.5-5cmの白色の頭花を散房状につける。頭花はノジギクより小型。総苞は長さ8mmほどの半球形で総苞片は3列に並び、外片は内片より短く、白毛が密生する。舌状花は白色、筒状花は黄色。 痩果は円柱状で長さ1.8mm。 ノジギクはアシズリノジギクに比べて葉が薄くて裏面の毛は少なく、縁が白色に縁取られない。ノジギクとの分布の境界付近では区別の難しいものも現れる。 花期:11-1月 分布:四(高知・愛媛県)・九(大分県) 撮影:2021.11.30 横浜市南区(植栽) |
頭花はノジギクと同様。 2021.11.30 横浜市南区 頭花は直径3.5-5cm。ノジギクと変わらない。 2023.11.30 横浜市南区 総苞片にも白毛が密生するのが特徴。 2023.11.30 横浜市南区 葉が厚く、縁と裏面に白毛が密生する。 表面(左)2021.11.30 葉の裏面(右)2023.11.30 横浜市南区 |
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