ハイメドハギ

ハイメドハギ(マメ科)[這蓍萩]

メドハギに似ていて茎が地をはうのでこの名がある。

メドハギの変種で、海岸近くの草地や河原に生える多年草。メドハギほど多くは見られない。茎が基部から倒れて地をはうのが大きな特徴で、小葉は長卵形でメドハギより短く、花冠の紫色は濃く、面積も広い傾向がある。茎の毛は伏すものと開出するものがあるが、開出するもののほうが多い。

基本種のメドハギは、茎に伏毛があって直立し、小葉は広倒卵形~楕円形で細長い。ハイメドハギより花弁の紫色が薄い傾向がある。
花期:8-10月
分布:本・四・九・沖
撮影:2005.9.10 青森県八戸市
ハイメドハギ-2
茎は横に倒れて地をはい、花はメドハギより紫色が濃い傾向がある。 2014.9.17 横浜市中区

ハイメドハギ-3
海岸の岩上をはっていたもの。 2020.10.13 神奈川県横須賀市

ハイメドハギの葉
小葉はメドハギより短い。 2014.9.17 横浜市中区

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