ホシザキイナモリソウ

ホシザキイナモリソウ(アカネ科)[星咲稲森草]

イナモリソウの品種で、花冠裂片が星状に細く見えるものをいう。東京都の高尾山で牧野富太郎によって発見され、昭和元年(1926年)に発表された。
花冠裂片が辺縁が内側に巻き込んで細く見えるもの。花冠は筒状漏斗形でふつう5裂だが6-7裂するものも多く、多裂しているものは裂片自体が細く、さらに縁がまくれるので一層細く見える。
高尾山にはイナモリソウの品種としては、ほかに葉に淡色の斑が入るフイリイナモリソウがある。
花期:5-6月
分布:本(関東地方南部以西)・四・九
撮影:2018.6.1 東京都八王子市
ホシザキイナモリソウ-2
花冠裂片が6裂したもの。 2018.6.1 東京都八王子市

ホシザキイナモリソウの花
多裂した裂片自体が細く、さらに縁が内側に巻き込み、一層細く見える。 2018.6.1 東京都八王子市

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