![]() |
カスマグサ(マメ科)[カス間草] |
名は、ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)とスズメノエンドウの中間的な形であることから1字ずつを取ってつけたもの。 人里の道端や乾いた草地に生え、茎は無毛で、長さ1mほどのつる状に伸びる1年草または越年草。 葉は偶数羽状複葉で、小葉は3-7対あり、長さ1.2-1.7cm、幅2-4mmの線状長楕円形でほぼ無柄、巻きひげは通常は分岐せずに他物に巻きつく。托葉は狭卵形~線形で小さく、蜜腺はない。 葉腋から出た短い総状花序に1-3個(ふつう2個)の蝶形花をつける。花は淡青紫色で長さ5-7mm、旗弁にはっきりとした紫色の模様が入る。萼裂片は5個、不同長で萼筒より短い。雄しべは2個。 豆果は長さ1-2cm、幅3-4mmの楕円形で無毛。3-6個(ふつう4個)の種子を入れる。種子は黒色、ほぼ球形で直径約2mm。 スズメノエンドウも同じようなところに生え、共存することも多いが、花は白色で3-7個(4個のものが多い)固まってつく。巻きひげは分岐する。豆果は短毛で被われ、中に2個の種子を入れる。 ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
スズメノエンドウに戻る |
検索サイトからこのページへ直接お越しの場合は、 トップページへお回りいただきフレームを表示させてください。 |