コゴメイヌノフグリ

コゴメイヌノフグリ(オオバコ科)[小米犬の陰嚢]

名は、在来のイヌノフグリの仲間で、白い花がコゴメグサを思わせることによる。

ヨーロッパ原産で、昭和35年(1960年)頃から東京都の小石川植物園で栽培されたものが逸出し、都内で野生化している越年草。最近では近県でも見られる。茎はまばらに長毛が生え分枝して斜上し、長さ10-20cmになる。
葉は下部で対生し、上部で互生する。葉柄は長さ0.5-2cmで長毛が生える。
葉身は長さ幅とも0.5-1.5cmの卵円形で先は円くて先端はややとがり、基部は切形、縁に1-4個の大きな鋸歯があり両面に毛が散生する。
葉腋から長さ1-2cmの細い花柄を出し、直径5mmほどの白色の花を1個ずつつける。萼は基部まで4裂し、裂片は長さ3mmの卵形で先は円く、長毛が散生する。花は合弁花で5深裂する。
果実は有毛の蒴果で、直径6mmほどの扁平な球形で先がくぼむ。深い舟形で半球形の種子4個を含む。

よく似ているフラサバソウは花冠が淡青紫色。蒴果は無毛。
花期:2-5月
分布:帰化植物
撮影:2010.3.12 東京都文京区
コゴメイヌノフグリ-2
茎や葉に長い毛がある。 2010.2.14 東京都文京区

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