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マルバアオダモ(モクセイ科)[円葉青梻] |
名は、アオダモに似て葉の鋸歯が不明瞭なことからついたもの。葉が円いわけではない。別名ホソバアオダモという。 「アオ」は枝を切って水につけると水が青くなることから。「タモ」はトネリコ属のうちこの仲間の総称であるが、語源は諸説ある。材が粘り強い折れにくいことから「撓む木」から転訛したとする説、朝鮮語由来であり、タブノキの「タブ」と同じ意味で丸木舟を作る木を意味するという説などがある。 平地~低山の日当りのよい尾根や岩場に普通に生える雌雄異株の落葉小高木~高木で、高さ3-15mになる。 樹皮は灰白色で平滑。枝は細く、灰褐色で円い皮目がある。 葉は対生し、1-3対の小葉からなる奇数羽状複葉で長さ10-20cm。小葉は長さ5-10cm、幅1.5-3.5cmの卵形で、先は長くとがり基部は歪んだ広いくさび形。鋸歯は不明瞭で縁がやや波打つ。裏面主脈に沿って白毛が生える。基部の小葉は他の小葉に比べて小さく、円みを帯びる。 新枝の先や葉腋に円錐花序を出し、白色の小さな花を多数つけ、枝先に雪が積もっているかと見紛うような景観になる。花冠は4全裂し、裂片は長さ6-7mmの線形。雄花は雌しべはなく雄しべが2個あり、両性花は雌しべ1個と雄しべが2個ある。 果実は長さ2-3cm、幅4-5mmの倒披針形の翼果で、赤褐色に熟しよく目立つ。基部に種子が1個ある。 よく似たアオダモやアラゲアオダモは鋸歯が明瞭であることで区別できる。これらの仲間は区別せずにタモとよばれ、建築材や器具に加工される。 ![]() ![]() ![]() ![]() |
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