セイヨウジュウニヒトエ(シソ科)[西洋十二単] |
北ヨーロッパ原産の多年生の帰化植物。グランドカバーとして栽培されているものが人家周辺で逸出して野生化している。 よくジュウニヒトエとよばれて栽培されているが、ジュウニヒトエは日本特産の野生種で花の色はごく淡い青紫色。別名をセイヨウキランソウ、ツルジュウニヒトエ、ヨウシュジュウニヒトエといい、属名そのものの名であるアジュガ(Ajuga)ともよばれている。 葉は対生し、常緑で紫色を帯び無毛、楕円形で縁に低い波状の鋸歯がある。 株の中心から高さ10-30cmの花茎を伸ばし、苞葉の腋に青紫色の唇形花を穂状につける。花柄はない。開花時期から匐枝を伸ばし、途中の節で葉を出してその下に発根して群生する。 花期:3-6月 分布:帰化植物 撮影:2015.4.24 横浜市戸塚区 |
2023.4.10 東京都八王子市 花の色は青紫色。葉は紫色を帯びる。 2018.5.15 長野県茅野市 開花時期から匐枝を伸ばし、発根して群生する。 2023.4.19 神奈川県厚木市 |
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