シロバナマンジュシャゲ

シロバナマンジュシャゲ(ヒガンバナ科)[白花曼珠沙華]

別名シロバナヒガンバナヒガンバナと四国以南に分布するショウキズイセンの雑種といわれている。しかし、日本にあるヒガンバナは3倍体であり不稔なので、2倍体のヒガンバナ(コヒガンバナとよばれている)との雑種か。
ふつう花の色は完全な白ではなく黄色やピンクを帯びているが、純白に近いものも見られる。最近は片親のショウキズイセンの再分類化が進んでいるようで、その親の違いによって微妙に花色が異なってくるということなのだろう。花被片はヒガンバナほど強く反り返らず、縁の波状のしわもあまり目立たない。また葉の幅も広い。
花期:9-10月
分布:九(自生とされるもの)
撮影:2018.9.13 神奈川県大磯町
シロバナマンジュシャゲ-2
2023.9.26 横浜市緑区

シロバナマンジュシャゲ-3
花は純白ではなく、黄色の筋が入る。 2018.9.13 神奈川県大磯町

シロバナマンジュシャゲ-4
花が白色に近いもの。 2014.9.17 横浜市中区

シロバナマンジュシャゲの葉
越冬した葉。 2018.3.26 横浜市南区

ヒガンバナに戻る


検索サイトからこのページへ直接お越しの場合は、 トップページへお回りいただきフレームを表示させてください。