ワラビ(コバノイシカグマ科)[蕨] |
日当たりのよい草原に生える夏緑性のシダ植物で、昔から日本人に最も親しまれてきた重要な山菜の一つ。紛らわしい種類はなく、刺もないので素手で採取可能で、1か所見つけると大量の収穫が期待できる。ゼンマイのように乾燥の手間もかからず、あくを抜けばすぐに利用できる。地中に長い根茎を伸ばし、ところどころから葉を地上に出す。山菜として食用にするのはこの葉柄の部分。 わらび餅の原料となるわらび粉は、本来はワラビの根茎から採取するが、生産者(堀り子)不足で生産量が激減し、現在では大部分がジャガイモなどのデンプンで賄われている。 分布:日本全土 撮影:2004.8.1 岩手県山形村 |
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