ゼンマイ(ゼンマイ科)[薇] |
名は「銭巻き」からきており、若芽の先が銭を巻いているように見えることからついたもの。時計などの機械に使うぜんまいはこれに由来する。 ワラビと並んでシダ植物の山菜の代表。山地の湿り気の多いところに生える夏緑性のシダで、根茎を伸ばし、ところどころから葉をまとめて10本ほど出す。 葉は、胞子葉と栄養葉があり、食用にするのは栄養葉。食べられるようにするためには大変な手間が必要で、綿毛をはずし、ゆでてあくを抜いた後、天日の下、手でもみほぐしながら2-3日乾燥しなければならない。食べるときももみほぐしながら煮立たせ、一昼夜置いてふっくらさせてから利用する。 分布:日本全土 撮影:2010.5.8 青森県六ヶ所村 |
胞子葉。 2024.4.4 横浜市南区 胞子葉。 2024.4.8 横浜市金沢区 栄養葉。 2024.4.8 横浜市金沢区 |
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