オオバナノセンダングサ

オオバナノセンダングサ(キク科)[大花の楝(栴檀)草]

名はセンダングサの仲間で頭花が大型であることからついたもの。別名タチアワユキセンダングサオオバナセンダングサという。

北アメリカ原産の栽培品が逸出したもので昭和38年(1963年)に高知市の道端で初めて採集され、その後西南日本(特に沖縄県)に広がっている1年草。まだ少ないながら関東地方にも現れ始めているようだ。生態系被害防止外来種。
コシロノセンダングサとよく似ているが、頭花が大きく、直径3cmに達し、白色の舌状花も円くて大きく、長さ1.5cm以上になる。

なお、この仲間は別名を含む和名や学名、分類の基準に混乱があって極めて難解だが、東京都の山口純一氏が分かりやすく整理したものがネットで閲覧できるのでここに紹介する。
→ ( http://syokubutukensaku.o.oo7.jp/wameikonran004.html )
花期:3-11月
分布:帰化植物
撮影:2018.10.18 横浜市金沢区
オオバナノセンダングサの花
舌状花はコシロノセンダングサより長く、大きい。 2018.10.18 横浜市金沢区

オオバナノセンダングサの葉
葉は3-5個の複葉となる。 2018.10.18 横浜市金沢区

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